大人になってから資格取るの、結構大変ですよね。
私もここ2年でトラックに乗れるようになったりフォークリフトを運転できるようになったりしましたが、ヒマな学生の時分にもっと色々なことに取り組んでおけばよかったと後悔しております…。
当記事では持っておくと買取の仕事の幅が広がる資格について解説しております。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
買取業のおすすめ資格① 準中型自動車免許
準中型自動車免許(以下、準中型)とは、車両総重量が3.5トン以上7.5トン未満、最大積載量が2トン以上4.5トン未満の自動車を運転するための免許です。
要はトラックに乗れるようになるんですね。
これ、めちゃくちゃ便利です。
買取をやっていますと、軽トラやハイエースなど普通自動車免許で運転できる車両では運びきれない大きさまたは数量の商品と対峙する場面に頻繁に出くわします。
現代では気軽にレンタカーも可能なので車両まで購入する必要があるかは一概に言えませんが、2tトラックが運転できると出張買取の幅がうんと広がりますので、おすすめな資格の一つと考えております。
ちなみに2025年3月現在では、準中型は強制的にMT(マニュアル車)で取得しなければならないため、AT限定の普通免許しか持ってなかった私は、なんとトラックのみならずMT車まで乗れるようになりました。
やろうと思えばスポーツカーとかにも乗れるので、将来の車選びの幅も広がりました(笑)
買取業のおすすめ資格② フォークリフト免許
倉庫業の強い味方であるフォークリフトに乗れるようにしておくと、商品の運搬作業がぐっと楽になるので超おすすめです。
大体の車種が1t以上のものを運べるので、当店では大量のフロア材などを同時に運ぶ際によく使います。
フォークリフト免許の正式名称は「フォークリフト運転技能講習修了証」または「フォークリフト運転特別教育修了証」です。
座学、実技合わせて数日間の講習を受け、所定の運転試験に合格すれば晴れてフォークリフトの免許を取得できます。
ちなみに、資格証として顔写真や住所が記載された免許証っぽいカードをもらえますが、有効期限がないので身分証としては機能しないそうです…。
買取業のおすすめ資格③ 小型移動式クレーン免許
小型移動式クレーン運転技能講習という資格講習を受講すると、ユニック車に代表されるつり上げ荷重5トン未満の移動式クレーンを操縦できるようになります。
これにより、自動販売機やビリヤード台のような重量物を吊り上げてトラックの荷台に載せたり、屋根から取り外したソーラーパネルを安全に下ろすことができるようになったりします。
3日程度の講習を受ければその日から動かせるようになるので、大量の自販機やソーラーパネルの案件を請けたならば直ちに取得した方がよいでしょう。
買取業のおすすめ資格④ 玉掛け免許
玉掛けとは、クレーンや移動式クレーンなどのフックに対し、荷を掛け外しする作業を指します。
これはこれで玉掛け技能講習を受講して取得する必要のある資格で、先述の小型クレーンと併せて取得することで、同一人物がクレーン操縦と荷物の掛け外しを行えるようになります。
デカブツ買取業界のスーパーマンになれますね。
先に小型移動式クレーン運転技能講習を受講して資格を取得しておけば、玉掛けの講習時間が短くなります(順番が逆でも、似たようなことが起こるようです)。
買取業のおすすめ資格⑤ 日商簿記検定3級
ここまで実技中心の資格をご紹介してきましたが、最後はまさかの簿記です。
会社経営においては必須の知識である簿記。
買取の実務とは直接関係ありませんが、勉強することで自社の帳簿作成に役立つほか、取引先の財務状況を分析する際にもベースとなる知識を得ることができます。
また、経営幹部の方でなくとも、3級レベルであれば社会人の常識とまで言われているようですので、学んでおいて損はないでしょう。
ちなみに私は3級は持ってますが、2級以降は難しくて挫折しました…。
まとめ 全部取得して業務の幅を増やそう!
当記事でご紹介した資格取得のメリットを以下にまとめました。
資格 | 取得のメリット |
準中型 |
軽トラやハイエースなどと比べて、輸送可能な商品のジャンルが広がる 一度により多くの商品を運べるようになる |
フォークリフト | 倉庫内の商品移動がかなり簡単になり、作業効率もUPする |
クレーン・玉掛け | 自販機やビリヤード台など、巨大かつ重量のある商品も回収しやすくなる |
簿記 | 経営に必要な財務知識を得られる |
いかがでしょうか?
取り扱う商材の幅とも密接に関わりますので、皆様のご参考になれば嬉しいです。