和楽器・琵琶をお稽古や趣味で購入したけど、最近は使わなくなってしまった…とお悩みではありませんか?
最近は、オークションに出したり個人売買する方法もあります。
しかし、時間が無かったり、面倒な場合は買取店に査定してもらうことも得策です。
今回は、和楽器・琵琶を高く買取りしてもらう方法と相場をご紹介いたします。
目次
和楽器・琵琶(びわ)とは?
琵琶(びわ)とは、ペルシアから東アジアにかけて古来から演奏されてきた歴史のある楽器です。
奈良時代には、中国から日本に伝わり、現存する最古の琵琶は奈良時代に遡ります。
琵琶には4弦のものと5弦のものがあり、インド起源の5弦は消滅しました。
正倉院宝物『鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)』では、5弦の琵琶が展示されています。
現在は中国や日本では、琵琶は卵を半分に割った形の胴が目印の4弦を主流に演奏されています。
果物の琵琶の形に似ているため、琵琶と名付けられたそうです。
和楽器・琵琶(びわ)は買取りしてもらえる?
近頃は、津軽三味線や尺八を使った『和楽器バンド』が欧米でも人気があり、注目が高まっています。
和楽器に対する古典的なイメージから現代的な要素を取り入れたアーティストにより、琵琶も再注目されています。
中国では骨董品や伝統工芸品をコレクションする富裕層も増えており、琵琶を始めとする和楽器もニーズが高いです。
訪日外国人向けに和楽器体験も増えており、琵琶は演奏用、美術用としても需要があります。
ご自宅に琵琶をお持ちの方は、骨董品や和楽器に詳しい買取り店へ査定を依頼すると良いでしょう。
和楽器・琵琶の買取り相場は?
和楽器の取り扱いがある買取店へ査定に出すと、琵琶はどれくらいの査定額になるでしょうか?
琵琶の買取相場は、琵琶の種類や希少性、作者の知名度、状態によって変わりますが、取引相場価格は3万円~10万円前後です。
琵琶の作者や製作年代が分かっている場合は、10万円以上の高額買取となる可能性も高いでしょう。
徳岡又兵衛、寿一などの名工や人間国宝の作であれば最近のものでも高額査定になりやすいです。
骨董的価値があったり、高級素材(紫檀、白檀や象牙など)を使った琵琶は高額査定となります。
例えば、17世紀の徳岡又右衛門作の5弦の『楽琵琶』は査定額が80万円超えになることがあります。
ただし、琵琶は無銘でも、保存状態が良く演奏できれば査定金額は出されますので、一度査定に出してみることをおすすめします。
和楽器・琵琶を買取り依頼する方法
最近は、オークションサイトなどに出品して個人売買する方法もあります。
しかし、貴重な琵琶の査定は、琵琶の市場価値が分かる専門のスタッフに見てもらうことが大切です。
適切な価格を付けてもらうためにも、和楽器の取り扱いが多い業者に依頼しましょう。
街中にあるリサイクルショップも琵琶やお琴、鼓といった和楽器に関する専門知識を持ち合わせてないケースが多いです。
琵琶の本当の価値がわからずに査定額が付かないと言われてしまうことも少なくありません。
バイオリンやギターなどの弦楽器を扱う買取り店でも和楽器の取り扱いがない場合もあります。
琵琶を買取りに出すには、和楽器買取の実績が多い信頼できる業者を選びましょう。
和楽器・琵琶の高価買取は『良品企画』
琵琶や三味線、和琴、神楽笛といった和楽器は、専門のベテランのスタッフが揃う買取りサービス『良品企画』にお任せください。
日本で古来から使われてきた和楽器買取り実績が多数あり、価値の分かるスタッフが丁寧な査定をしてくれるので安心です。
『良品企画』は店舗を持たずに、全国出張買取りサービスと宅配買取りサービスに対応しています。
全国出張買取りサービスと宅配買取りサービスのどちらも無料査定ですから、コストはかかりません。
テナント代や人件費といったコストを大幅に削減しているので、買取価格に還元されています。
押入れに眠っている琵琶やお琴、太鼓など和楽器をお持ちの方は査定依頼してみましょう。
出張買取りサービス
忙しい方には、自宅で無料査定できる出張買取りサービスがおすすめです。
査定フォームまたは電話で査定を依頼して、琵琶の銘、音の状態、傷、汚れなど、わかる範囲内で伝えてください。写真を添付していただければ非常に助かります。
査定額が出されますので、納得した場合は希望の日時に出張買取りサービスを予約します。
出張買取りサービスは、査定料や出張費も一切無料です。
コストがかからず経験豊富な鑑定士に買取りしてもらえるのがポイント。
出張買取りの場合は、琵琶を梱包する必要もありませんので楽で便利な買取り方法です。
出張エリア
札幌・首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)・名古屋・大阪・神戸及び周辺都市が主な出張エリアとなります。
宅配買取りサービス
仕事で忙しく、自宅で待機する時間が取れない方は宅配買取りサービスを利用しましょう。
『良品企画』のホームページから査定依頼をすると、査定金額が出されます。
査定金額に納得した上で買取りしてもらうことができるので安心です。
琵琶はデリケートな和楽器ですから緩衝材(プチプチ)を多めに使って丁寧に梱包した状態で配送してください。
プチプチで包んだ琵琶は、ダンボール箱の中で動かないように新聞紙等を詰めると衝撃を抑えることができます。
和楽器・琵琶を高額買取してもらう3つのコツ
琵琶を高額買い取りしてもらうには、制作年代や作者まで分かっていると高値の傾向にあります。
ここからは、少しでも琵琶を高く売る3つのコツをご紹介しましょう。
①状態が良いこと
琵琶をはじめとする和楽器はデリケートな天然素材で作られているため、状態の良さが重要なポイントです。
弦の切れ、キズ、汚れ、欠け、割れなどがない状態の良い琵琶は高額買い取りとなるでしょう。
和楽器の皮や糸は湿気に弱いので、保管場所に除湿剤を置くなど工夫をして丁寧に保管をすることが大切です。
琵琶を購入された時期や場所、金額、自宅で保管している年数などの情報もわかる範囲で伝えると、適切に査定されます。
②細かく美しい装飾が施されている
漆塗り、螺鈿・蒔絵・彫刻などの細かく美しい装飾が施されている琵琶は、査定額アップに繋がります。
琵琶にヒビやカビ、不具合があっても自分で修理すると価値が下がってしまうので避けましょう。
希少性があったり、人間国宝の作品は音が出なくても査定額が出されることもあるのです。
一度諦めずに相談してもらうことをおすすめします。
③付属品も一緒に査定に出す
琵琶のハードケースや箱、栞、保証書、資料などの付属品がある場合は、本体と一緒に査定に出すと査定金額のアップに繋がります。
箱が汚れていたり、一部カビや破損、破れなどがある場合も、付属品あるだけで査定金額は変わってきます。
付属品が残っている場合は、決して捨ててしまわないように注意してください。
5弦の琵琶はかなり歴史がある可能性があるので、骨董価値があれば高額買い取りとなります。
まとめ
琵琶は独特の優しい音色を持つ伝統的な和楽器です。
高額買い取りには、実際に演奏できる状態が理想的ですが、芸術品の場合は十分買取が可能です。
買取りサービス『良品企画』は、和楽器の専門知識が豊富な鑑定士による丁寧に査定がポイント。
自宅に琵琶が眠っている方は、この機会に査定に出してみてはいかがでしょうか?