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買取の予備知識

リサイクルショップの査定基準って?門外不出の資料を独占入手!

リサイクルショップの買取基準って何なんですか?

皆様の中でもリサイクルショップにモノを売却した経験がある方は多いのではないでしょうか?
こっちのほうが買うときは高かったのにどうして買取価格は安いの?とか、なんでこれは買取できないの?なんて思ったこともありますよね?多分ですが。

そんな皆様の疑問を解決するために、

極秘資料を公開いたします。

この記事を読んで適切な判断基準を見つけていただけましたら幸いでございます。

買取価格はこうやって決まります

買取価格表

いやーついに出ました。極秘資料。最初の画像を見てふざけていると感じた方もいらっしゃるかと思いますが。
これは本気の資料です。笑

基本的に買取価格は、商品の『販売価格』、『サイズ』、『流動性』によってほぼ決定され、小さい要因としては『廃棄のコスト』と『その他の収益性』によって確定いたします。

ここだけでなんとなく理解はされたかと思いますが、詳しく解説していこうと思います!

買取価格はこうやって決まります

販売価格による基準

ヤフオク落札価格

当然ですが、想定される販売価格は買取価格に直結いたします。
弊社は主に、自社のデータベースやヤフオクの落札相場、査定員の経験値を基に販売価格を考慮し、買取価格の判断材料にしております。

自社のデータベースと査定員の経験値はアレですが、ヤフオクの落札相場であれば、
誰でも調べることが可能です。

主に電化製品になりますが、型番や年式がわかる商品であれば、ヤフオクでどのくらいで売れるのかが一目瞭然です。
家具衣類など型番がわからない商品でも何となくキーワードを入れて検索していただければざっくりとした相場は見えてくるのではないでしょうか。

リサイクルショップでの買取価格は主にこのような販売相場の何パーセントといった具合で決まってきます。

リサイクルショップの査定基準って?門外不出の資料を独占入手!

商品のサイズや重量による基準

商品のサイズや重量

なんでサイズが関係あるの?って思う方もいらっしゃると思いますが、商品のサイズは非常に重要な要素です。

先祖代々続く土地を所有していてそこにたまたま倉庫があったから、買取屋さんをやっています!なんて業者がいらっしゃれば別かもしれませんが、
大体の業者は倉庫を賃貸していたり、購入していたりします。

倉庫を借りる費用ってどれくらいかかるかご存知でしょうか?例えば弊社の本拠地である埼玉県川口市だと、坪単価(倉庫賃料÷倉庫坪数=坪単価)が大体3,000~4,000円くらいになります。
30万円で100坪の倉庫を借りると、坪単価が3,000円になるということですね。これくらいが標準的です。
広さも、まともにやろうと思ったら100坪くらいが最低限必要だと思います。
坪単価をこれ以上ケチろうと思うとヤバいです。壁にドロップキックをしたら崩壊するんじゃないかというレベルの倉庫になってきます。笑
北海道での話ではありますが、昔々、弊社で坪単価900円程度の倉庫を借りていた時期があります。まさしくそれでした…。豪雪によって倒壊するのではないかという危機的を常に持っていました。笑

ところで、一坪ってどの程度の広さなの?って感じですが、1辺約180cmの面積になります。
リサイクルショップによくある商品として冷蔵庫でカウントするとしましょう。
冷蔵庫だと、平積みで9台程度保管が可能な面積になります。
要するに、冷蔵庫を1台保管するのに1ヶ月400円程度の保管コストが倉庫代だけでかかってくるということですね。
また、商品を移動したりするのも一苦労です。パートのおばちゃんでは動かせない場合だって出てきます。

また、ネット販売がメインの業者だとどうでしょうか?基本的には商品は運送会社を使っての発送になるかと思います。
発送コストはサイズや重量に比例してアップしていきますし、梱包の手間だって比例します。梱包する時間や梱包資材は商品の大きさに比例して増大しますよね?
小さい商品の方が取り扱いが圧倒的に楽なんです。

要するに、棚に収納できるような小さい商品であれば、保管コストや移動コスト、発送コストはほとんど考える必要はありません。
そういった意味で、商品のサイズや重量は買取価格を決めるにあたり非常に重要な要素になってきます。

中古品は結局どこに買取ってもらえばいいの?主要な売り方6つを比較してみた。

商品の流動性による基準

商品の流動性

先にお話しした倉庫を借りる費用にこちらもかなり関係してくるのですが、一坪3,000~4,000円程度月々かかる倉庫に、ずっと同じ商品がとどまっていた場合、どんどん倉庫費用だけがかさんでいきますよね?
いかに商品の回転数を増やして、効率的に倉庫運用をするかがリサイクルショップに限らず、倉庫を使う業種では重要なポイントとなります。

ここでもヤフオクの落札相場がかなり参考になります。
要するに、ヤフオクで多く入札が入っている商品はそれを欲しいと思っている人が多いので、流動性が高いと考えられますよね?
逆に、入札が1件とかで終わっている商品は、ほしい人が少ないので、流動性が低いということになります。

ヤフオクの場合はスタートの価格にもよりますが、1円~3,000円程度の競りが前提となっている価格でスタートしている商品であれば、
20件程度の入札で流動性が結構高い商品と考えていいと思います。

中古品は結局どこに買取ってもらえばいいの?主要な売り方6つを比較してみた。

商品廃棄のコスト基準

廃棄コスト

リサイクルショップを含めて小売業には売残り商品の廃棄が必ず付きまといます
コンビニのオーナーさんなんかは値引きしての販売ができないから実にかわいそうですよねー。
当店の場合、お買取させていただいた商品を下記のように流通させています。

一般ユーザー様に弊社希望価格で販売
↓(売れなかったら)
ヤフオクの1円スタートなどで投げ売り
↓(売れなかったら)
同業者へ競りで販売
↓(売れなかったら)
中国や東南アジアへ輸出
↓(輸出できるような商品ではなかったら)
金属としてリサイクル
↓(木材やプラスチックだったら)
産業廃棄物

大まかに5何段階に分けて販売は行っているのですが、それでも全商品の1割程度は産業廃棄物になってしまいます。
家庭で皆さんが捨てている一般廃棄物と違って産業廃棄物は処理するのに物凄くコストがかかるんですねー。市区町村によって一般廃棄物の処分コストは異なりますが、
産業廃棄物は一般廃棄物の5倍~10倍程度処分するコストが高いとお考え下さい。売れ残りのリスクが非常に大きいんですねー。

売れ残った場合も、金属としてリサイクルできる商品であれば、まだいいんです。木材やプラスチックなど、リサイクルが利かない商品がヤバいんですよね。産業廃棄物にするしかありません。
そのあたりが、売れないとしても無料で引き取ってくれるか、有料の処分になってしまうかの境目になってきます。また、捨てやすい商品であればギャンブルでちょっと買取価格を付けようという気持ちになったりもします。

中古品は結局どこに買取ってもらえばいいの?主要な売り方6つを比較してみた。

その他収益性においての基準

その他収益性

ここまで、その商品に対しての収益性に関してお話させていただきましたが、実際はそれだけにはとどまりません。

例えば当店の場合だと引越業務生前整理・遺品整理業務も並行して行っております。
その辺のサービスも併用していただけましたら、当店としても収益性が高まりますので、買取価格に転嫁しやすい状況が生まれてきます。

また、リユース業界は査定員が一人で外回りをやってるなんてケースも多く見受けられます。
一人では対応しきれない案件にぶつかったりも時々するんですよねー。そんな時、お手伝いいただければ確実に査定額は上がります
この人材不足の時代、一度出直して、スタッフ二名で出直すなんてことは相当なコストアップになってしまいますからね…。

そんな感じで、商品そのもの以外の要因も関係してくるわけです。

なんで業者によって買取か価格にこんなに差が出るの?

なんで業者によって買取か価格にこんなに差が出るの?

多くの業者はこんな感じで買取価格の設定を行っていると思うのですが、それでも業者によって大幅に買取価格が異なってくるのが実際のところです。
まぁ、商売の摂理としては安く買って高く売るのが当然一番儲かるのでわからなくもないのですが、お客様あっての商売です。
買い叩くような業者は淘汰されてほしいモノです…。

次は業者によってなぜ買取価格が変わってくるのかを考察していこうと思います。

その他確認事項

その他確認事項

リサイクルショップの内側にいる人じゃないとなかなか感じられないその他の確認事項をちょっと教えちゃいます。
これはリサイクルショップに勤めていても平社員レベルではなかなか感じられない部分かと思いますので、貴重な情報!かもしれないです。

販路の確認

販路の確認

リサイクルショップの販路といえばどういった販路を連想しますか?
先にも記載させていただきましたが、主に下記のような販路になる場合が多いです。

  • 1. 店舗
  • 2. ヤフオク
  • 3. ヤフーショッピング
  • 4. 楽天市場
  • 5. アマゾン
  • 6. メルカリ、ジモティ
  • 7. 古物市場(同業者の競り)
  • 8. 中国や東南アジアへの輸出

販路の確認

全てを網羅している業者が強いというわけではありませんが、ヤフオクは必須で、それ以外に3つ以上の販路を確保している業者が望ましいです。
なぜかって?うまく販路を使い分けて、高く売る術を知っている業者のほうが買取財源に余裕があるからです。

販路が多い→高く売れる→高く買い取れる。単純な構図でございます。

ちなみに弊社は店舗以外すべてを網羅しております。あれ?おかしいな、それなのにそんなに財源が豊かではない。
それはさておき…。

恐らく、各社買取のページにも販売サイトへのリンクが張ってある場合が多いかと思います。
確認してみてください!
販路が多い会社は高く買い取ってくれる可能性が高いです。

ヤフオクしかやっていない転売ヤー的な業者もいますが、そんなところに依頼したら絶対ダメですよ。

業歴の確認

業歴の確認

そんなの関係あるの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、大いにございます。老舗という安心感には根拠があるのです。

リユース業界は非常に参入障壁が低く、日々いろいろな輩が参入してきます。
嫌なんですよ。目先の利益しか考えられない業者とも言えない連中。放っておけば、勝手にフェードアウトしていくので、目くじらは立てないようにしておりますが。
業界のイメージダウンだけはさせないでほしい!と思う今日この頃です。

ひと昔前に問題になった、貴金属の訪問買取業者が典型的なソレです。あいつらの存在意義は何だ?
いろいろと他にも書きたいことはありますが、今後考えがまとまってから書くことにします。

本来、できる限り創意工夫をして相手の利益を追求するのが商売なんです。そうですよね?
業歴が長い業者は自然にその辺が身についているものです。だからこそ、長くやってこれているのです。
それに加え、こういった参入障壁が低い商売に関しては、商品やサービスを売るということよりも信頼を売るということを優先して考えなければならないと私は思っております。
キレイ事を並べてしまい本当にすみません…。

弊社は2008年創業なので、何とか10年を迎えることができました。ようやく普通の企業の仲間入りです。
今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます…。

ちょっと話はそれましたが…。要するに、
業歴が浅い会社は己の利益しか考えていない輩が運営していたり、そもそも何をするのが最大の顧客のメリットなのかが浸透していなかったりする可能性があるわけです。
業歴が長い会社のほうが安定的に顧客メリットを創出できるのです。

給与形態の確認

給与形態の確認

これも結構重要なんです。歩合給が優先されているか基本給が優先されているか。という部分です。

歩合給は基本的に買取させていただいた商品の粗利(単純に売値から買値を引いた金額)に基づいて計算されることが多いです。つまり、安く買うことが評価される給与形態です。
こうなると、顧客メリットよりも短期的な粗利の獲得に走ってしまいますよね。

基本給が優先されている会社の従業員だとどうでしょうか?頑張っても頑張っても給料が上がらないとは言いますが、
目先の粗利よりも会社の長期的な存続を想定するのではないでしょうか?つまり、多かれ少なかれ顧客メリットも考えるわけですね。

つまり、歩合給が前面に押し出されていて、若くても稼げますよ!的な部分を全面に押し出している求人を出している買取業者は危険だということです。
だって、安く買うことが評価されるんだもん。

当店もいろいろと人事面は試行錯誤していますが、結局、従業員の不満はどうやっても0にならない。ならないどころか、近づきもしない。
それぞれ個人のライフスタイルに合わせた働き方が必要な時代もそのうち来るんでしょうね。人事の迷宮でございます。

会社規模の確認

会社規模の確認

最後に会社の規模のお話です。規模は大きければ大きいほどいいという問題でもありません
逆に規模が大きすぎると、マニュアル通りの査定しかしないため、何とも言えない結果になるということもあります。
マニュアル一辺倒では顧客メリットの最大化は図れないですよね。
ここでいう規模というのはそこそこ勝負できる買取資金を割けるかという問題です。

会社勤めをしている中で、会社の資金繰りを考えることはあまりないかもしれませんが、
零細企業は常に資金繰りに追われています。戦々恐々と毎月月末を迎えているわけです。
先にも記しましたが、リユース業界は非常に参入障壁が低く、一人親方的な業者も多く存在します。
一人親方的な買取業者はやはり資金力に劣るわけです。
資金力が劣り、資金繰りが逼迫した買取業者が高い金額で買取できるわけがないですよね?

臨機応変に対応できるくらいの規模感で、そこそこ勝負できる買取資金を割ける程度の規模感の買取業者が一番、
顧客メリットを創出します。

具体的にはどのくらいだろうなー。年商で言うと大体3億~10億円くらい、従業員数で言うと30~100人くらいの規模感のところでしょうか。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?リサイクルショップの買取価格は『販売価格』や『サイズ』、『商品の流動性』などを加味した一定の基準がございます

また、それ以外にも会社の『販路』や『業歴』、『雇用形態』、『規模』など会社の立ち位置によって買取価格の基準が異なってきます

いろいろと考察してまいりましたが、何かを売るときに依頼する買取業者はどこが最適でしょうか…?

当店でしょ!

いや、この結論ありきで文章を作成したような部分も多少ありますが(笑)、実際、的を得ている部分も多いんです…。(苦笑)
弊社は販路を結構持ってますよ!業歴は10年超えましたよ!基本給重視ですよ!規模は3億円以上ですよ!
信じるか信じないかはあなた次第ですが、参考までに見積り依頼だけでもご連絡下さいませ!笑

最後までお読みいただきありがとうございました!

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