売却の手段がたくさん増えましたよね?
弊社も10年以上リユース・リサイクルに携わってきましたが、その間で多種多様なリユース品の流通方法が増えましたよね?
リユース・リサイクル戦国時代です。
10年前はヤフオク、リサイクルショップくらいなモノでしたが、最近はフリマアプリの登場で飛躍的にCtoCの取引が増えましたよね!
結局どこで買取してもらえばいいの?
そこで、主な買取や売却方法6つを比較してみました。業者目線になってしまいますが、決っっっっしてステルスマーケティングではありません。笑
内情を深ーーーーく知った上での比較でございます。
目次
主な買取・売却方法6つを比較
わかりやすくするために、私の経験を基に数値化させていただきました。私の経験のみを考慮しておりますので、口コミ程度にお考えいただければ…。
7つの項目に分けて5点満点で採点しております。下記の6つの方法を比較いたしました。
- 1. ヤフオク・メルカリ(WEB上のCtoC)
- 2. フリーマーケット(リアルのCtoC)
- 3. セカスト・トレファク(汎用的なリアルのCtoB)
- 4. 専門店(専門的なリアルのCtoB)
- 5. CASH・メルカリNOW(即金アプリ)
- 6. 弊社を含めたWEB展開の出張買取業者(比較的WEB寄りのCtoB)
利便性
会社種類 | 手間 | スピード | 商品の幅 | 小計 |
ヤフオク メルカリ |
写真撮影→出品→取引→入金確認→梱包→発送(2点) | 出品してから、売れるまで待つ。入金まで待つ。(2点) | 価値があるモノはなんでも売れる。(5点) | 9点 |
フリーマーケット |
商品輸送→陳列→接客→ 売却→売残りを持って帰る→捨てる(1点) |
開催日まで待つ。(1点) | 古着や食器、ちょっとした家電などに限られる。(2点) | 4点 |
セカスト トレファク |
基本的には店舗まで持込む。もしくは出張買取。 持込拠点多い。(4点) |
持込すれば即日。出張買取は少し時間がかかります。(4点) |
生活用品のような店舗で売れそうなモノのみ買取。 一部高い商品もある。 生活用品以外は期待薄。 買取できないモノも多数。(3点) |
11点 |
専門店 |
多くは店舗まで持込もしくは宅配買取。 出張買取はやっていない場合も多い。(3点) |
持込すれば即日。出張買取はやっていない場合も多い。(3点) | その専門のモノのみ買取。(2点) | 8点 |
CASH メルカリNOW |
写真を撮って、後日発送する。 出張買取はやっていない。(3点) |
入金は即日、翌営業日。 ただし、上限額に達した場合は翌営業日まで利用不可。(5点) |
簡単に送ることができる小物のみ。 買取価格の上限が20,000円なので、 チープ系のブランド品のみ使えるか?(1点) |
9点 |
弊社を含めた 出張買取店 |
メールやLINE、電話一本、丸ごと出張買取。 持込買取、宅配買取も可能。(5点) |
最短即日。配達などでも日々トラックが走っているので、 迅速な対応がしやすい。(4点) |
再販可能なモノはなんでも買取ます。 『これは買取れますが、これは買取れません』 というふざけた発言はしません。(4点) |
13点 |
収益面
会社種類 | 買取価格 | 送料 | 手数料 | 小計 |
ヤフオク メルカリ |
直接取引なので、最も高くなる可能性が高い。(5点) |
ヤフオクは落札者持ちが多い。 メルカリは出品者持ちが多い。 場合によっては梱包資材の購入も必要。(3点) |
ヤフオク:8.64% メルカリ:10%(3点) |
11点 |
フリーマーケット |
直接取引だが、交渉が多いので、 ヤフオクやメルカリよりは安い。(3点) |
開催場所まで運ぶ必要あり。 場合によっては車両のレンタルも必要。疲れる。(2点) |
場所代として5,000~20,000円程度が多い。 低単価なモノを売ると考えると非常に非効率。(1点) |
6点 |
セカスト トレファク |
一部高い商品もある。 生活用品以外は期待薄。(2点) |
基本は店舗に持込なので、無料。拠点多い。 出張買取はあまり積極的ではない。(4点) |
無料(5点) | 11点 |
専門店 |
特化している部分に関しては高い。 特に楽器と携帯電話は高いです。(4点) |
基本は店舗に持込なので、無料。 出張買取はあまり積極的ではない。(3点) |
無料(5点) | 12点 |
CASH メルカリNOW |
どんなに高価なモノでもMAX20,000円。 そもそも査定はしていません。(1点) |
基本的に着払い発送なので無料。(5点) | 無料(5点) | 11点 |
弊社を含めた 出張買取店 |
買取価格にムラがあります。 交渉してください。(2点) |
基本は出張買取。 出張費用など、その他費用は特殊作業以外、 いただきません。(5点) |
無料(5点) | 12点 |
信頼度・総評
会社種類 | 企業信頼度・サービス信頼度 | 総合評価 |
ヤフオク メルカリ |
現状問題点もあるが、いろいろと対策も練られ向上してきている。 運営母体が仲介してくれて金銭補償なども充実してきている。(4点) |
24点 |
フリーマーケット |
主催者が地方自治体だったりするので、 すべてとは言わないが、高めに評価。お情けで4点!(4点) |
14点 |
セカスト トレファク |
運営母体がしっかりしており非常に信頼度は高い。 店員さんの対応も臨機応変はできないがマニュアル化されており概ね良好。(5点) |
27点 |
専門店 |
企業の大小はありますが、基本的に専門知識は高いということで高評価。 特にプライバシーマーク保有のPC関連の専門店は信頼度が高い。(4点) |
24点 |
CASH メルカリNOW |
運営企業自体は大きいので、信頼度は高いですが、サービス信頼度は全然ありません。 そもそも査定をしていないので、買取価格上限20,000円。 あれはAIで自動査定!的な次世代的なモノではありません。 ちょっとした金融事業をやりたくて、こじつけ的にあるサービスなのか? この手の層の個人情報を集めるためのサービスなのか? まぁ、メルカリの場合は、自社で販売するツールもあるのでそこに商品を流すのか。わかりません。(1点) |
21点 |
弊社を含めた 出張買取店 |
ここは謙虚に。ただ、本当に悪い業者も時々見受けられます。ある程度の注意が必要。 業歴や会社の規模も多少は確認したほうがいいかもしれません。 電話営業してくる業者は無視してください。 金とかプラチナとか言っている業者は本当にダメです。(2点) |
27点 |
ありがとうございます!
我が社のような弱小企業が他社様を評価するというのは大変おこがましい話ではございます…。大変申し訳ございません。
ましてや、自己評価ではございますが、総合評価ナンバーワンは
弊社なんですから。
胡散臭いですよね?笑
このページを公開するにあたり、1ヶ月は苦情が来ないかドキドキしなければなりませんね。お手柔らかにお願いします。
まぁ、これだけではなかなかご納得いただけないかと思いますので、それぞれの特徴を説明したいと思います!
それぞれの特徴
ヤフオク・メルカリ(WEB上のCtoC)
基本的には小さくて単価が高いモノを少量売るには一番メリットがあります。
あと、正直申し上げると、信憑性の低いブランド品売れちゃったりします。でも、やったらダメですよ!
その辺はどんどん規制されていくのですが、今は雨後の筍のようにフリマアプリが誕生しているので、抜け道はたくさんあるんでしょうね。
逆に、大きいモノ(送料が高いモノ)や単価が低いものは売れなかったり、売れた後、『なんでこんな送料が高いんですか?』なんて言われて、音信不通になっちゃったりします。
本当に腹が立ちます。
どちらにしても、大きいモノは出品から発送がすごく大変なので嫌ですよね。
特にメルカリは民度が低いという噂が蔓延っております。というよりも私も何度も使ったことがありますが、ヤバい人に捕まったら本当にヤバいです。(笑)手軽さと引き換えですね。
まぁ、世の中なんでもトレードオフということですね。慎重に取引しましょう。
でも、なんだかんだ一番高く売れるのがCtoC取引である、ヤフオクやメルカリになります。繰り返しになりますが、手間を取るか価格を取るか、ということですね。
買取価格とヤフオクやメルカリの販売価格を比べるのはやめてください。笑
フリーマーケット(リアルのCtoC)
正直メリットは何もありません。本当に疲れます。しかも、場所代も結構かかります。1日頑張っても1人分の人件費も捻出できるか疑問なところです。
私も昔無知だったころ、フリーマーケットに売残りの商品を2tトラック満載に商品を出したことがあるんですが、
半分くらい売れ残って、結局ごみ処理場に直行です。
会場には在庫できませんからね!笑
ただ、雰囲気は面白いと思う人もいるかもしれないです。仲間内でワイワイやって学校祭的な楽しみ方であればアリだと思います!
大学生ノリが苦手な私には完全に不向きな手段です!
セカスト・トレファク(汎用的なリアルのCtoB)
セカストやトレファクに限らず大型店舗を保有しているリサイクルショップはヤフオクやメルカリとは対照的に大型の家具や家電を結構いい価格で買取ってくれます。
でも、やっぱり、店舗網の充実度や安心感ならセカストとトレファクが抜きん出ていますね。
そうなんです。送料が高い中古の大型の家具や家電は購入したい人も店舗があるセカストやトレファクに行くわけです。
ネットで大型商品を買うと下手したら商品代金と送料が逆転しちゃったりしますからね。
売れる商品は積極的に仕入れる。商売の基本なわけです。
そのほか、ちょっとした生活雑貨やネットに出すのも面倒だなーっていう低単価なモノも多少なりとも値段を付けて買取ってくれます。
非常に便利です!
デメリットとしてはマニアックな商品や業務用商品など生活に密着していない商品は買取ってくれなかったり、
著しく買取価格が低かったりします。店舗では売れないですもんね。仕方ないです。
専門店(専門的なリアルのCtoB)
結構専門店ってあるんですよね。PC・オフィス関連の専門店、厨房機器の専門店、楽器の専門店、古着の専門店もうキリがないですね!
やっぱり、専門店はそれに対しての商品知識も高いので、買取価格は高いですし、その信頼度も高いです。メンテナンスとかも結構頑張ってますからね。
厨房機器のテンポスバスターズなんてすごいですよ。全部分解して清掃していたりしますから。いやー大変だ。
特にPCやスマホ関連はデータ関連のことがあるので、専門店がいいですね。
さらに言うのであれば、プライバシーマークを取得している企業がいいかと思います。
ただ、日本年金機構の件で一躍有名になった『株式会社SAY企画』もプライバシーマークを取得していました。笑
お墨付きはどこまで信じていいんですかね!
あと、楽器も専門店がいいですよ!買取価格が高いです!自社の首を絞めてどうするんだ…。
CASH・メルカリNOW(即金アプリ)
最近彗星の如く現れた『即金アプリ?』。悪いことは言いません。通常の査定ではそこまで買取価格が付かないチープ系のブランド品以外は使用しない方がいいです。
どんなに高価なモノでも買取価格の上限が20,000円です。
私の推測する理由は下記の2点です。
まず、お金をもらってから商品を送る仕組みなので、しっかり取引が成立するか不透明です。
電話番号認証が担保になっているという理論らしいですが、そもそもこのサービスを使う客層は…って感じです。
偽ブランドとかの対策も非常に難しいですよね。
次に、人工知能が発達してコンピュータが自動的に商品の査定できる時代が来たんだー!違います!!
これは単純にカテゴリーや選択肢に当てはめて買取価格を提示しているだけです。人工無能ですね。中古品なんて全てが一点モノなんです。
上記2点の理由によって、おそらくこれからも買取価格の上限は20,000円以上にはなりません。
ちょっと上にも書きましたが、そもそも買取業務のための即金アプリかっていう部分も怪しいです。DMMが買収しましたしね。
弊社を含めWEB展開の出張買取店(WEB寄りのCtoB)
最後に弊社に関してです。非常に自己評価するのは恐縮ではございますが…。
まずは肯定的な部分から。まず、モノが多い時は絶対に弊社です。メールやLINE、電話一本で臨機応変にいろいろなことができます。
この臨機応変という部分が非常に重要です。
例えば、弊社であれば、『生前整理や遺品整理の業務』や『引越業務』を並行して行っております。
どちらも使用していたモノを売りたくなるタイミングですよね?その辺のニーズを包括して受け止めることによって付加価値を付けていたりします。
隣接した業務を日々こなしているスタッフが業務に携わることにより、本当に臨機応変で、なおかつ現在の状況で可能な限りの解決策を見つけ出します。
買取業務のみ行っている会社では提案できない一枚上手のご提案をすることができるかもしれません。
スピードも速いです。出張買取がメインということと、商品の配達なども同時に行っておりますので、トラックがそこら中走っているわけです。
お電話いただけましたら『今から査定しに行きます!』って言いたいんです。私は。今手が空いていたからお電話いただいたわけですもんね?
そういった意味で、上記の表では利便性を高得点で採点させていいただきました。
否定的な部分としてはやはり、ヤフオクやメルカリに比べて買取価格では絶対にかないません。
あとは、基本的に出張買取なので、お客様のご自宅に弊社スタッフがお邪魔することになります。他人が家に入るのは嫌だって人も結構多いですよね?
そんなところでしょうか。
まとめ
基本的にはどのやり方も一長一短です。その時の状況に応じて使い分けるということですね。
ヤフオク・メルカリ → 高単価な小物を少量売りたい場合。
フリーマーケット → 損益度外視で仲間と楽しみたい場合。
セカスト・トレファク → ネットで販売しにくい大型のモノや低単価なモノを売りたい場合。
専門店 → 趣味趣向性が高いモノや業務用のモノ、セキュリティなどに不安があるモノを売りたい場合。
CASH・メルカリNOW → 基本的には利用しない。チープ系のブランド品を売る場合。
弊社 → 急ぎの場合、物量が多い場合、実家を片付けたい場合、引越や事務所移転の場合、ジャンルが多い場合。
これで皆でハッピーリユースライフ!
最後までお読みいただきありがとうございました!