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買取の予備知識

リサイクルショップを経営するにあたり重要な5つの条件

昨今、メルカリやヤフオクなどのCtoC取引が盛んになり、リサイクルショップなどの買取業界は厳しい経営を迫られています。

リサイクルショップは買取が命です。今まで買取していた商材がメルカリやヤフオクにどんどん流れてしまっているわけですね。

また、手軽に販売ができるという部分で、雨後の筍のように新規参入業者も現れます。そういった意味で飲食店並みに競合他社が多いのがリサイクルショップ業界です。

弊社ではそんな経営状況の中、少しでも企業価値を高めていくために5つの買取理念を掲げて活動しております。

高く買う

基本の『基』ですね。CtoCで高く売れる環境が整っていますので、高く買えないリサイクルショップは淘汰されます。

CtoC以上の価格で買取はできませんが、できる限り近づく必要があります。

顧客側メリット 収益性が高い。
企業側メリット リピーター獲得に繋がる。結果的に営業コストの削減。仕入の安定化。
企業努力 高く売れる販路を構築する必要がある。
提言 安く買い叩くだけの買取屋はいつか潰れる。

何でも買う

あれは買う、これは買わないと言われたらどうですか?私が顧客なら取引をしたくありません

メリット、デメリット全てを引き受けてくれて初めて気持ちのいいお取引ができると考えております。事業者としてのリスクも引き受けてこそ必要とされる存在ではないでしょうか?

顧客側メリット 複数業者に依頼する手間が省ける。
企業側メリット 売上、利益の絶対値を底上げできる。
企業努力 幅広い販路を構築、設備の充実をする必要がある。
提言 商品の好き嫌いをする買取屋はいつか潰れる。

素早く動く

インターネットの取引でも即日配達などが主流になりつつあり、スピードがモノを言う時代です。

『やりたい』、『ほしい』がすぐ実現するサービスを提供しなければなりません。それが参入障壁の低い業界において数少ない付加価値になります。

顧客側メリット 待ち時間が減る。時は金なり。
企業側メリット 時間というメリットを与える代わり、
仕入コストを抑えることができる。
企業努力 仕事を多く抱え、常に人員が動いている状況を作る必要がある。
提言 会社の都合を押し付ける買取屋はいつか潰れる。

物量をこなす

個人では対応しきれない物量を迅速にこなさなければなりません。

リサイクルショップのプロとして、目の前の物量に屈してはいけません。最善の対応を考えます

顧客側メリット 複数業者に依頼する手間が省ける。
企業側メリット 相対的に仕入、販売コストが下がる。
最終利益に貢献できる。規模の経済。
企業努力 資金繰りを調える必要がある。
案件を多く集める必要がある。
提言 在庫リスクを取れない買取屋はいつか潰れる。

付帯業務をする

ただ買取だけをするのであれば昨日開業したリサイクルショップにもできます。

一歩進んだ提案ができてこそのプロである。それができない会社は10年後存在しない。

顧客側メリット 複数業者に依頼する手間が省ける。
企業側メリット 買取以外のメリットを顧客に与える代わり、
仕入コストを抑えることができる。
別の角度からの買取も発生する可能性あり。
企業努力 隣接商売を創出する必要がある。
提言 買取しかできない買取屋はいつか潰れる。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

正直申し上げますと、こういった付加価値をつけていかないとリサイクルショップは淘汰されます。もしくはいつまでたっても個人事業主の域を超えることができません。

買取をご希望しているお客様、これからリサイクルショップを始めようと思っている事業者さん、参考にしてみてください!

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